検証済のデータを翻訳メモリーに保存
翻訳メモリー(Translation Memory)は、原文と検証済みの訳文をセットで保存するデータベースです。
こちらのデータは、今後の翻訳作業を向上させるための重要な資産となります。
- 原文と完全一致の場合、検証済の訳文で置き換えることで時間を節約し、テキストの一貫性を保ちます。
- 原文と70%以上一致する部分がある場合、類似した訳し方を用いたテキストが候補として提示されます。この機能を活用することで、過去の編集の知見を活用し、重複作業を削減できます。
このアドバンス機能は翻訳専門家しか利用できませんでしたが、シストランのAI翻訳で提供され始めて、一般企業も大幅な効率向上を実現するツールを手に入れることができるようになりました!
NFAの活用シーン
繰り返しのテキストが多い文書の翻訳:
取扱説明書、FAQなど、似たようなフレーズや文が頻繁に出現する文書の翻訳において、NFA機能は大いに役立ちます。一度翻訳したセグメントを再利用できるため、作業効率が大幅に向上します。
一貫性の保持が重要なプロジェクト:
法律文書や技術文書など、用語の一貫性が重要な文書の翻訳では、NFA機能によって以前に使用した特定の訳語や表現を簡単に参照し、一貫性を保つことができます。
大規模な翻訳プロジェクト:
多数の翻訳者が関わる大規模プロジェクトでは、NFA機能を使用して、全体の翻訳スタイルと用語の統一を図ることができます。
翻訳の品質が大幅に向上
お客様の協力のもと、数千行に及ぶ翻訳メモリで実施したテストによると、汎用エンジンにNFA機能を追加することで、類似文書の翻訳品質がBLEUスコア*で10〜20ポイントと大幅に向上されました。高精度のカスタムエンジンを使用しても、更なる品質の改善が確認されています。
*BLEU (Bilingual Evaluation Understudy) は、同じ原文に対する自動翻訳と翻訳者が作成した翻訳と比較した結果です。このスコアは0から100までの範囲で表され、40以上であれば高い翻訳品質を示していると思われます。
品質の大幅な向上
学術的な評価と顧客事例をもとにした内部分析によると、NFA機能が自動翻訳の基準値を上回る高いスコアを記録しています。
柔軟性
NFA機能は、参照データと比較して、より似た語彙や文の言い回しを用いた翻訳を生み出す特長があります。
後編集を加速
継続的に検証済の対訳データを翻訳メモリに保存することで、自動翻訳エンジンのトレーニングに重要な役割を果たします。
データは安全
セキュアなオンプレミス環境のため、安心して社内データを蓄積し、活用していただけます。 .
最新のV10からNFA機能を簡単に有効
NFA機能を有効にすることは簡単です。
翻訳プロファイルで現在使用しているプロファイルを選択し、「翻訳メモリ」をそのプロファイルのリソースから選びます。「NFA機能を有効にする」スイッチをオンにすると、すぐに使用を開始できます。
NFA機能は、以下のツール経由でもご使用いただけます :
- XTM, AI拡張TMとして:https://xtm.cloud/ai-enhanced-tm/
- メモ
- 横
- CMLess トラドス スタジオ
Ariel Corporation
「元々は当社のコンテンツ管理システムにXTMと自動連携してスムーズな運用を構築しました。そこにシストランを加えて、現在XTM 12.7とシストランのNFA機能の組み合わせで、最高な状態になっています。AI翻訳と人手による編集の長所を取り入れることで、驚くほどのコスト効率を達成しています。」
Ronald Egle, Content Systems Administrator
NFAとは?
シストランの翻訳ソリューションとXTMの連携方法は?
以下のリンクより手順をご確認いただけます。
→ XTMと連携する方法.
XTM Cloudと接続する場合、
- Configuration > Settings > Translationより.
- 機械翻訳 タブを選択します。
In the MTエンジン セクションで、 SYSTRAN チェックボックス。結果: シストランMT セクションは、 一般オプション セクション。
In the シストランMT セクション、関連するフィールドに入力します- 同期
- ページの下部で、 保存.
結果: MT エンジンは、 「設定」 > 「設定」 > 「翻訳」 > 「機械翻訳」 セクション。
プロジェクト マネージャが追加できる 作成中に新しいプロジェクトに追加する、または既存のプロジェクトに追加する プロジェクト エディタ.